日本国内製造メーカーの工場復帰しない本当の理由。
その理由は、日本で製造していないからだ。日本国内製造メーカー商品は9割5分中国に作ってもらっているといっても仕方ないだろう。日本の工場でやっていることは最終組立て?検査、梱包、輸送手続き・・・そんな時代になってしまった。
即ち4月ぐらいから中国が動き出し、5月に届く、6月に日本の工場が動きだし、7月ぐらいから商品が並びだす。日本企業は商品問屋になってしまった。
近年は何の技術も無い日本になり、諸外国の物価差で人件費をペイしていく企業が増えてきたのは皆感じていることである。未だに日本の技術が盗まれてとか、日本の匠とか10年前のように鈍感なことを言っている人間さえもいる。どこまで何も出来ないのに自惚れているのだろうか。
特に電気電子関係は世界の技術に全くついていけない時代だ。代表としていえるのはスマートフォン市場のグローバルシェア、日本全メーカー束ねても0.5%さえも確保できない。もう辞めた方が良い時にきている。
私がおもうに生産性の無い人間が増えすぎてしまった。日本人は遂に働かなければならない時代にきているのである。
記事 石村忠美
