2022 どんな年?

朝礼

2022年新年あけましておめでとうございます。

今日の朝礼もスポンサーがいて投稿していましたが、スポンサー会社の企業方針の転換もできましたので一時お休みしておりました。《今日の朝礼》としてグーグル検索上位にもなり辞める訳にもいかない状況になっており・・・今年からはほぼボランティアでの投稿ですので要点のみの情報連絡をしていくことになります。


前年末にトヨタ自動車が電動化にむけて動きはじめていると報道がありましたね。みなさんもご存知のように世界はEVシフトに向けて急加速しております。北欧ではシェア80%をこえ、ヨーロッパでも3割のシェアまで迫る勢いです。隣の中国でも販売シェア2割を超える月もでてきました。後発ながら、アメリカや日本も電動化シフトに進むと思いがちですが、なかなかそのような時代にならないでしょう。

私の感覚ですが、日本やアメリカが今の欧州や中国のシェアにおいつくには10年かかるとみています。理由がいくつかありますが、一番の問題は車両価格が高すぎるということです。次期発売予定の日産アリアやトヨタbZX4にしても価格が500万から700万のラインナップになることでしょう。これでは日本の物価にあっていませんし、電気自動車はエコというイメージよりも高額であるとイメージのほうが強すぎます。

そのようなことを理解しながら工作機械業界はどう舵をとっていくかがポイントになってきます。2019&2020は全世界の自動車メーカーがエンジン開発をやめ電動化にシフトしはじめました。しかし日本やアメリカのようにEVシェア1%~2%のビジネスの為に自動車メーカーが動くのでしょうか?時代とは逆行する形となりますが2022年はまたエンジン開発に動きだす企業がでてきます。会社を守る為にも日本ではそのほうが賢明なのかもしれませんね。

   記事  石村忠美