ファーウェイ遂に首位

朝礼

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)や米中貿易摩擦の影響がありながら、2020年第2四半期(4月〜6月)の世界スマートフォン市場で、HuaweiがSamsungを抑えて最も出荷台数の多いメーカーとなりました。

ついにSamsungが王座を明け渡す 調査企業Canalysによると、第2四半期におけるHuaweiの出荷台数は5,580万台でした。世界スマートフォン市場では長らくSamsungがシェアでトップに立ち続けており、四半期でHuaweiが1位となるのは今回が初です。

2020年第1四半期(1月〜3月)も含めて最近は、1位Samsung、2位Huawei、3位Appleの構図が続いていました。米中貿易摩擦によって、米市場を筆頭に国際市場から締め出されつつあるHuaweiにとって、国際市場でのシェア1位達成は悲願成就とも言えるでしょう。

日本工作機において、ファーウェイ、サムスン、アップルといった企業は大事なお客様である。今後5G端末になれば特殊金属を削ることが多くなってくるであろう。年間スマートフォンは世界で15億台ほど販売される。この数というのは自動車販売台数の20倍である。工作機業界において自動車産業とかわらない大事な産業になっている。

      記事  石村忠美