2020年11月11日に、15代続く日本の高級セダン「トヨタ クラウン」の生産中止と報道。
トヨタが、1955年の初代誕生から65年の歴史を持つ「クラウン」を現行の15代目モデルをもって販売終了を検討している、2022年以降はSUV系の新型車に切り替えるという。
2018年のモデルチェンジ時には年間5万台、月平均で約4000台の販売実績を誇ったクラウン。直近の2020年度上期(4月~9月)では、月販平均1400台規模に落ち込んでいる。
世の中の車種の殆んどがSUVスタイルになっていくのに対し、セダンという形の存在価値さえなくなってきているのかもしれない。
記事 石村忠美