トヨタグループの世界販売台数（ダイハツ工業、日野自動車を含む）の見通しは973万台に増え、今期はVWを抑え世界一になる。トヨタ決算予定も、営業利益も2兆円!!でトヨタの力強さを感じる。
その内容は特に米国や中国で販売台数が回復しており、中国に関しては絶好調である。中国はEV時代に変化しようとしているが、トヨタの得意なHV車もスゴク人気である。いままで中国では日本車は人気でなかったのだが、ここにきてトヨタ車が売れ始めているのである。時代がもの凄いスピードでEV車にシフトする世界市場で、いまもなお日本のハイブリッド車は世界的に人気である。しかしEUや中国が10%を超える電気自動車シェアのなかで、日本国内でのEVシェアが1%にも満たないというのは問題であるし、実は日本のEV車が世界で通用していないのも問題であると私は考えている。
国内メーカーは少し焦りを感じるべきである。
記事 石村忠美
