工作機械決算

朝礼

工作機械メーカーの2020年3月期決算について明暗が分かれたので、気づいたことを報告しておきます。ちょうど二年前から日本工作機業界は少しずつ受注減の状況になった。コロナショックのこともあり今期は特に決算対応の難しい年になったであろう。

今回、社員一人当たりどのぐらいの売上げをあげているか調べてみた。機械業界全体で大手30社程調べてみたのであるが、好調な企業は一人あたり1億売り上げる会社、下は2500万というように約4倍のひらきがあった。

決算内容から見ても、一人当たり3500万ぐらいなければ苦しい決算内容になっているのがわかり、その金額ぐらいで明暗がわかれたのである。

今年度は昨年度より更に2、3割売上げが落ちると予想される。どこのメーカーも固定費を大幅に削減することが必要になってくることは間違いないだろう。大変な年になる覚悟だけはしておこう。

      記事  石村忠美