自動車メーカーの激戦区・・・それはコンパクトカーである。最近でいう代表車は、ヤリス、フィット、ノートといった月産一万台を売る車になる。他メーカーでいうとマツダのMAZDA2や三菱コルトである。この市場で勝つ者が企業としても勝ち組になるだろう。
工作機械でいうと、30番の縦マシニングセンターでファナックのロボドリルや、ブラザーのSPEEDIOシリーズである。月産1000台のこのクラスでトップをとれる企業が工作機として生き残っていくだろう。技術の無い企業は市場から必要とされず、技術の無い人は生産性の無いデータを積み上げられる。厳しい時代になってきたのである。
コロナの影響で企業存続が試される今、この瞬間努力している会社かどうかポイントになってくるのである。
記事 石村忠美