国内メーカー中国戦略

朝礼

トヨタ自動車が中国市場における5月の新車販売台数は、前年同月比20・1%増の16万6300台だった。販売活動の本格化や市場回復を受け2カ月連続のプラスを達成した。日系自動車メーカーの中国販売の回復傾向が鮮明となっている。  昨年投入した多目的スポーツ車SUV「RAV4」などの販売が好調だった。

新型コロナ直撃で、中国販売は記録的な悪化に見舞われていたが、中国政府による販売刺激策もあって回復傾向を見せている。

日本メーカーは長年、中国での販売をどのメーカーも苦手としてきた。豊田社長の中国へ対しての意気込みより2020年以降から販売台数を伸ばしていくのではないかと私は考えている。国内御三家とも中国では100万台にも及ばないのだが、トヨタなら成し遂げてくれるだろうとおもう。

中国の方はヨーロッパ車が好きである。いろいろな歴史や文化を変える程難しいことはないのだが、なんとなく受け入れられるタイミングになってきたのではないだろうか。

      記事 石村忠美