EV自動車はどうして高いのか?という質問に対して、電池が高いから・・・という話をよく聞く。これまでは1ワット時当たり20円程度だったのが、足元では14円程度までに下がっており、市場のほんどを占める中国や韓国の電池は12円程度とみられている。電池の価格はさらに下落を続け近く10円にまで落ちるだろう。そうなればEVの生産コストはガソリン車など内燃機関の車を下回るとされる。
これから主力のバッテリー容量は50kw以上にはなるとおもう。50000w×10円＝500000円。車を製造する限りこれらのコストは避けてとおれないのである。
私も初代リーフを8年程所有しているのだが、バッテリーの劣化は間違いなく進行している。容量が7割ぐらいになるといわれているのだが、間違いなくそのぐらい劣化している。これからEV車を買う人へのアドバイスですが、例えば50kw容量の車ですが250キロはしればいいぐらいでないでしょうか?きっと劣化すると200キロぐらいになります。カタログ値を信用しすぎるのには注意してください。
記事 石村忠美
