クアルコム 5G対応PCや自動運転車向けSnapdragonを発表

朝礼
Snapdragon 8CX搭載の14型2in1 PC「Lenovo Yoga 5」

レノボがクアルコムのPC向けSoCと5Gモデムを搭載するPCを発表  クアルコムは昨年の12月にSnapdragonファミリーのモバイルPC向け最新SoCを発表したばかりだが、レノボが発表した「Yoga 5G」には最上位のSoCである「Snapdragon 8cx Compute Platform」が採用される。

今後、5Gモデムを積んだスナップドラゴンPCが沢山発売されるようになるので、インテルの時代も遂に終わるのかもしれません。デスクトップ型のPCは大丈夫かもしれませんが、タブレット型のPCに関しては間違いなく5Gモデムを搭載したモデルが必要とされます。

今から一年後の予想

クアルコム
ファーウェイ
サムスン

この3チップで世界のスマートフォンは動いているでしょう。但し端末メーカーを選ばないクアルコムに軍配があがる事は間違いないでしょう。あくまで予想ですが・・・

「自動運転車のためのSnapdragon」を発表

5G時代が到来。コネクテッドカーの基幹システムを、セルラーネットワークを活用するOTAアップデートにより提供するための「Qualcomm Car-to-Cloud platform」や、コネクテッドカーにWi-Fi 6の高速通信技術を組み込むための通信チップ「QCA6595AU」が発表されたほか、米ゼネラルモーターズとの協業強化、日本の自動車部品メーカーであるデンソーとの次世代デジタルコックピットシステムの開発における協業関係の締結が行われた。

インテル断念によりアップルもクラルコム5G技術・・・

まだまだ小さい会社ですが皆さん覚えておきましょう・・・クアルコム。スマートフォンの5G CPUは、サムスン、アップル、シャオミ、オッポと世界の端末の殆んどがクアルコムの頭脳になっていくでしょう。それどころか、パソコン業界もインテル独占ではなくなっていきます。何故にインテルが5G技術を断念したのか明確なことはわかりませんが、チップを武器にクアルコム内蔵PCもどんどん増えていくでしょう。また5G回線を使いながらの自動運転技術もクアルコムの独占技術になっていきそうです。

クアルコムのデモカー

私はクアルコムの技術で世界制圧されるような気がしています。どの会社もLANケーブルや、WiFi環境といった回線で端末同士が繋がれていますが、企業5Gを導入すれば無線で高速通信になって便利な時代になりそうです。

        記事 石村忠美