電気自動車電池事業を手放すパナソニック

朝礼

パナソニックは車載用角形電池事業をトヨタ自動車との合弁会社に譲渡すると発表した。合弁会社の出資比率はトヨタ51%、パナソニック49%であるため、同事業はパナソニックの連結対象から外れる。パナソニックが手がける車載電池は円筒型と角形の2タイプがある。円筒型はテスラ向け、角形はトヨタなどテスラ以外のEVメーカー向けである。(ネット記事より)

3日、ブルームバーグは、テスラが「中国で生産する自動車向けの電池供給元として中国の寧徳時代新能源科技(CATL)を採用することで暫定合意した」と報じた。

パナソニックも長年この電池事業に苦戦してきたが、ようやく黒字に切り替わるようになってきて今からという時に、テスラがCATLと手を組むという流れをみて勝ち目が無いと判断したのか、トヨタに任せるという気持ちになったのかわからないが、最近のパナソニックの考え方がわからないのが本音である。いずれにしても世界の自動車メーカーは全てCATLと手を組むのは事実で、中国電池メーカーの恐ろしさは始まったばかりである。中国製品の早さ、安さ、品質に太刀打ちできない時代に突入してきたのを感じる今日である。2020年、MADE IN JAPANがイメージ的にネックになる時代に突入したのかもしれない・・・