ファーウェイ スマホ世界一

朝礼
ファーウェイvsサムスン

2020年第2四半期のスマートフォンの出荷台数で、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ、Huawei)が韓国の電機大手サムスン電子(Samsung Electronics)を抜き、トップになった。ファーウェイは米国の制裁など多数の問題に直面しているにもかかわらず5580万台を出荷し、初めてサムスンを上回った。サムスンの出荷台数は5370万台だった。

米国の制裁により国外の業績は抑えられたものの、地元中国ではその巨大市場を独占する成長を見せた。現在、中国国内で売られているスマートフォンの7割以上がファーウェイ製だという。  ただ一方、輸出は3分の1近く減少している。

第3四半期では、サムスンが新商品のラインナップを揃え巻き返しするだろうし、年末にはアップルが5G搭載機種を発売してくる。面白くなりそうである。

       記事  石村忠美