時代が変わろうとしている・・・そして日本自動車産業全体は世界から遅れをとりはじめている。
これからの10年を見た時インドやアジア全体が経済成長する為、エンジン自動車はまだまだ伸びる。それと同時に加速度を増しながらEV先進国中国を筆頭に電気自動車も増加していくのである。これからの時代昔のようにV6エンジン、V8エンジンのような複雑な機構の内燃機関開発は少なくなるだろう。直4でも大きいエンジンの部類になり、1ℓレベルのエンジンばかりになっていくのである。
日本の工作機メーカーも、電気自動車メーカーに対して加工物をとってくるような企業はまだまだ少ない。何故なら日本においてEV車のシェアは1%にもいかないレベルで仕事さえもないのである。電気自動車製造の工作機ラインは、エンジン製造ラインとは全くちがうのである。機械自体も電気のエネルギーで動作し、油圧、空圧を使用する機械は少ないのである。
当社 日吉設計では今まで同様にエンジン設計はもとより、どの企業よりも先に電気自動車工作機ラインの設計に取り組んでおります。日本自動車メーカーの為にも、電気自動車部品専用の工作機ができること、そのノウハウはすごく大切なのである。
当社企業ロゴも2021年より、電気自動車イメージカラーのスカイブルーを用いて一新することに致しました。今後もエンジンライン、そしてEVラインの工作機械設計会社として宜しくお願いします。
代表 石村忠美