11月工作機械受注実績

朝礼

日本工作機械工業会11月の工作機械受注実績(速報値)は、前年同月比8・0%増の882億2200万円で、26カ月ぶりに増加に転じた。中国を中心に外需が大きく伸びた。

内需は同15・2%減の265億9100万円、24カ月連続の前年割れ。外需は同22・5%増の616億3100万円で、2カ月ぶりの増加となった。

2018からの受注額

コロナの影響で少しは回復しているのだが、2018年の好調な時からくらべれば、まだまだ半分ぐらいの受注額である。コロナの影響で落ちた部分は回復しているのだが、日本工作機全体が世界に対する競争力を失いはじめている。中国が牽引していく市場に日本工作機械メーカーがいかに協力できていくかがキーポイントになっていくのである。

      記事 石村忠美