フォックスコンEV発表

朝礼

台湾のフォックスコン(鴻海精密工業)の新しい電気自動車(EV)プラットフォームを搭載した車両が年内秋ごろに発表される見通しだ。同社製プラットフォームを使った2種類のライトビークルが発表されることを明らかにし、同時期に電気バスの投入もあつえると回答した。

フォックスコンのEVプラットフォーム

近年アップルの「iPhone(アイフォーン)」生産を請け負い会社は急拡大してきた。先月、中国の自動車メーカー、浙江吉利控股集団と合弁事業(JV)を設立したばかりでアイフォーン同様に中国生産の段取りは出来上がったのである。

韓国、日本とアップルカーの生産を引き受けてもらえない今、アップルに残された道は台湾のフォックスコンに委託で、中国生産に頼るのしかないのではと私はおもっている。ひとつでも多くのEVメーカーに参戦して、面白いEVの世界を現実化してほしいとおもう。その為にもアップルの独創的な考え方、デザイン性というのは車業界においても貴重だとおもっている。

しかしトヨタやVW、GMといった製造業のスケールというものは大きく、アップルのような製造として小さい会社がすぐに電気自動車で成功するというのは考えにくいのは事実である。

         記事 石村忠美