電動化シフトしなければ潰れる

朝礼

私たちエンジン業界の雇用の喪失が避けられない状況になってきた。

先日、豊田社長が550万人の自動車に携わる雇用を守る為にもエンジンを作るような発言がありましたが、その発言とは逆に世界の需要はものすごく早いスピードで電動化にシフトしているのである。北欧では85%が電気自動車に、ヨーロッパや中国も補助金によっては20%のシェアをこえることもある。最近ではアメリカも電動化に向けて自動車メーカーが動きだしている。日本だけが1%の途上国になろうとしているのである。

われわれを取り巻く環境の会社も、私は電動化に向けて取り組んでいるのであるが、電動化を取り組んでいない会社は何処も潰れそうである。おそらくその様な会社はリストラをしなければいけない状況になってしまったのである。

今から約10年でエンジン生産はほぼ無くなる。事実どの自動車メーカーも新規エンジン開発などないのである。われわれが開発のスタートラインの中で電動化の最前線に立たなければ工業会の未来は無いと感じている。エンジン部品に執着している会社を電動化部品の生産にシフトさせる・・・。できなければ潰れる。

会社が傾いていませんか?それはエンジンに執着、固執しているとそうなります。

会社がリストラしていませんか?それはエンジンに執着、固執しているとそうなります。

会社がヤバイ、ヤバイ噂されてませんか?それはエンジンに執着、固執しているとそうなります。世界の時代の流れ、経済の流れを素直に受け入れたものが残れるのです。

最後に85%の北欧の駐車場を想像していださい。エンジン点火する音が聞こえる時点で白い目で見られる時代です。世界は必然的にそうなっています。

      日吉設計  石村