中国よりOEM供給時代

朝礼

日野自動車は、小型電気バス「ポンチョZ EV」を2022年春に発売すると発表した。中国・EV大手の比亜迪(BYD)からOEM供給を受けて自社ブランドで販売する。

BYDの小型電気バス「J6」をベースとしており、航続距離は非公表だが、バッテリー容量は105キロワット時で「コミュニティーバスには必要十分な航続距離を確保している」と日野自動車は言う。

先日、佐川急便も大手中国自動車メーカーから7200台の大量購入の話題があったばかりだが、品質や値段を考えると日本メーカーに勝ち目は無いのであろうか?

日本も中国車両にエンブレムをつけて売る時代がきたのだが、いままでの歴史を考えると白物家電やパソコン、中国製品に国内メーカーがエンブレムを付けて販売してきた。遂に自動車メーカーまでもその様な時代になった。今後、商用車の中国製品OEM化はとまらないだろう。

       記事  石村忠美