CARKEY時代 

朝礼

今回は車の鍵の歴史を振り返ってみよう。私達がはじめて車に乗った頃の鍵は、まさに鍵穴の時代であった。メカ的に凹凸が合致すれば開くという風に、分かりやすい鍵であった。紛失すると大変だったので、何個か合鍵を作ったものである。

昭和の時代の鍵・・・

昭和の終わりの頃にもなると、かなり鍵も進化して鍵にドアのロック、アンロックボタンが標準として付いてきたである。少し高級にともなれば、ドアミラーを畳んだり、窓を閉めたりできたものである。車両の遠方から鍵を開け閉めできるようになり画期的だったのをおぼえている。

第二世代の鍵

平成中ぐらいになると、車の鍵は無線になりインテリジェントキーと呼ばれ、持っているだけでドアを開閉し、エンジンをかけることができるようになり、キーわ回す時代が終わったのである。現在の主流もこのタイプのものが多いだろうか。

インテリジェントキー

7年前ぐらい前、電気自動車やスマートフォンがでだしたころからはスマートフォンがキーの役割をする車も発売された。スマートフォンで電気自動車の電源を入れたり、エアコンを入れたりと電波を利用していろんなことができるようになりました。

初代日産リーフの付加機能

今からのCARKEY時代は車の鍵を電子的に共有する時代になります。スマートウォッチや、スマートフォンを身につけて、車内に近距離無線通信(NFC)リーダーを備えた車に近づくだけで、車の鍵を開けることができます。 鍵は永久に共有することも(たとえば家族など)、または一時的に共有することも可能です。鍵の情報はインターネットを返して所有します。どんどん進化する時代の中便利になるような気もしますが、ハッキング犯罪もおきるような気もしますね。

NFC機能を身につける時代になります。

気が付けば、鍵という物体が見えない時代になるのです。これをCARKEY時代と言うのです。

      記事 石村忠美