6G開発始動 HUAWEI   

朝礼

中国ファーウェイの梁華会長は、5Gの次の世代のモバイル通信「6G」の研究チームを組織したことを明かしました。 モバイル通信の技術は約10年で代替わりし、2019年現在は第4世代の「4G LTE」から「5G」への移行が進みつつあります。 5Gは2019年に中国、米国や韓国などでサービスがスタートし、日本でも2020年に4キャリアがサービスを展開する予定となっています。 その次の世代「6G」は現時点では全く定まった規格もなく、”6G候補”の技術を模索する段階にあります。 梁華会長は「6Gは研究の初期段階にある。ファーウェイは主に6Gで使用が想定される周波数の特性や技術的課題の研究、 そして6Gテクノロジーが提供する経済的および社会的利益に焦点を当てた研究チームを任命した」とコメント。 2030年までは商用展開されないだろうとしつつも、「5Gの要素研究も2009年に開始した」と補足し、要素研究の段階であることを示唆しました。 (NET NEWSより)

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上記記事から判断できるように、日本に5Gの電波はきていませんが5Gの仕事はもはや無いと判断しております。 5Gスマートフォンボディでファーウェイ、サムスン、シャオミ、海外モデルはすでに発売されています。 この三つのメーカで世界シェアの殆んどを生産されている現状になっています。

日本工作機械業界の噂で5Gの特需に皆様期待されているようですが私は無いと判断しています。 既に中国ローカルメーカーで生産できているということだと思っております。 但し5Gモデルのボディは今から3年で30億台ほどは生産されるはずです。まだまだ設備投資も必要ですし5Gボディは特殊金属、もしくは特殊樹脂を 用いることが多いですので大型注文は無いとは思いますが仕事はあるとおもいます。

5Gアンテナ関係の加工部品もあると聞いていましたが、ファーウェイ製で世界生産の9割を製作していますので 現状で日本に仕事がまわってきていないので、これに関してもローカルメーカで加工していると判断しています。

残されるはアップル端末ケースの加工です。アップル製品もいまから1年後(2020年秋)には5G一号機が発売になります。 確定的なことは言えませんが、5Gメインチップはインテル製をやめクアルコムA14チップ、 LG(韓国)供給モニタなるとおもわれます。メインケース加工も中国製造になると思われますが何処で何の工作機でやるのかわかりません。 頑張って日本の工作機で仕事がとれるといいですね。

ファーウェイ、サムスン、シャオミのハイエンドスマホには折りたたみではなく、 折曲がりスマホ(画面が曲がる)になってきています。ボディケースは二個いるので工作物はジョイント含めて3個以上になってきます。 こう考えると沢山仕事あることになります。

サムスン Galaxy Fold 谷折
シャオミ Mi MIX Alpha 裏表 
ファーウェイMATE X 山折

5G電波もきていない日本、電波技術にしても、端末技術にしても、他国より何年も時代が遅れていることに気づく時なのかもしれないです。

                 記事 石村忠美