eAxle時代

朝礼
1.モーター  2.ミッション  3.パワーエレクトロニクス

最近話題の電気自動車。日本ではまだまだエンジンの時代ですが、先を行く中国では電動カーが売れる時代になってきております。その中でも電動カーとして基本的な考え方、eAxle(イーアクスル)という仕組みの説明しましょう。いろいろな考え方があるなかで私はこの仕組みしか残らないと判断しております。

eAxleはモーター、パワーエレクトロニクス、トランスミッションを一体化したもので、自動車業界で一般にオールインワン式と呼ばれるコンセプトに基づいています。機能統合の相乗効果として、コストダウンと時間の節約、そして効率アップがもたらされます。たとえば、モーターとインバーターとで同じ冷却回路を共用することで、モーターとインバーターをつなぐ高価な高電圧ケーブルをなくすことができます。さらに、eAxleは汎用性が高く、かつスケーラブルなため、幅広い範囲の車両に適用できます。こうしてeAxleは、既存の自動車メーカーにとっても電気自動車用の「新発想のパワートレイン」として機能するのです。

アイシン
Nichiden
ボッシュ

まだまだ各メーカー開発段階ですが、エンジンという言葉がイーアクスルという言葉に置き換わる時代がきます。これとバッテリーがあればどんな車でもできてしまいます。今は2速ミッションのeAxleの開発が進んでいる感じですが、私はモーターとCVTセットの時代になるとおもっています。

eAxle機構の断面図

こうみると、我々の設計できる部品が沢山あるようにおもえます。レシプロエンジンに比べるとひとつひとつの部品が細かいですね。ワクワクしてきました。

!私の自作ラジコン!

いつの日か、車もラジコンみたいになるんだろうと何年か前想像してましたが、時がやってくるのもアッという間でした。ラジコンの知識でいえば、まだまだラジコンのほうが進化している所も数多くありますが今は内緒にしておこう・・・

           記事 石村忠美