中国 吉利自動車 空飛ぶ車

朝礼

中国自動車大手「吉利控股集団(Geely Holding Group)」傘下の「浙江吉利太力飛車科技(Zhejiang Jili Tai Li Technology 以下、太力飛車)」が、6月22日に空飛ぶクルマ(スカイカー)TF-2Aのプロトタイプ外形を発表した。フルサイズの試作機も近日中にお目見えすることになる。 TF-2Aは、都市空中交通用の純電動垂直離着陸型(eVTOL)のスカイカーで、同社の最新世代となる製品の外形は、海の王者、サメにそっくりだ。TF-2Aは複合材翼を使用しているが、これはマルチローターやティルトウィングよりも耐空証明が取得しやすく、より経済的でもあるからだ。また安全性を考慮して、3点式の車輪降着ができるため、緊急着陸時により多くの着地点の選択が可能になる。 飛行を快適なものとするため、TF-2Aは単葉ガルウィングとH字尾翼を組合せ、主翼の両側に8つの電動プロペラを付けた。これは、安全性と騒音という矛盾する問題を解決するための最適の妥協策だ。プロペラはすべて2m以上の高さにあるため、周りの人への危険性はない。 発表されたTF-2Aの性能や仕様を見ると、最大離陸重量1200kg、最大商用積載量200kg、最大航続距離100km、 巡航速度180km/h、実用上昇限界3000mとなっている。 (日経より)

TF-2Aの仕様

巨大ドローンである。中国にはドローンのナンバー1メーカーdjiがある為この辺りの技術にはさぞかし強いのである。造るかどうかはともかく日本の自動車メーカーも技術の遅れをとらないでほしい。

ドローン、ハイブランド dji

     記事 石村忠美