韓国工作機械製造開始

朝礼

韓国科学技術情報通信部所管の韓国機械研究院は、工作機械メーカーの斗山工作機械と共同で、工作機械のマシニングセンターの中でも特に高精度の加工が可能な機械を開発したと発表した。

現在は全量を日本からの輸入に頼っているが、国産化に成功した。  マシニングセンターは目的に合わせて切削工具を自動で交換する装置を備えている。韓国で開発されたマシニングセンターは最も精密な切削加工が可能で、工作機械向け精密部品や航空機エンジン・胴体の部品、動力伝達装置部品などの加工に用いられる。

試作品は斗山工作機械に設置され、実証作業が進められている。機械研究院は、本格的に事業化する3年後には年間100億ウォン(約9億円)の売上高と4割程度の輸入代替効果を見込む。

ここ近年の日韓の関係を考えると仕方ない結果なのかもしれないが、韓国は日本の工作機械業界に大事なお客様であった。国交を閉ざすということは最後にはこのような結果になってしまう。

      記事  石村忠美