アップル 現代自動車と提携

朝礼

アップルが電気自動車(EV)の生産で、韓国の現代自動車傘下の起亜自動車と提携する交渉が合意に近づいている。アップルがソフトウエアを開発し、起亜に自動車の生産を委託し販売をしていくのが狙い。

今後、自動車とスマートフォンがコネクテッドされる時代が当然となる世の中で、ITメーカーが自動車メーカーと組まなければ存続できなくなる。ITに弱い自動車メーカーも同じようなことがいえる。

世界の自動車メーカーはアンドロイド(グーグル)とコネクテッドされることが必然とされる中、アップルも将来の生き残りにかけ必死なのである。おそらくアップルは自動車を作れない。韓国、日本の自動車メーカー頼るか、台湾のホンハイに頼るか道は限定されるのである。

今後のアップルの動きは楽しみであるし、自動車メーカーとタイアップしながら頑張ってほしいと心から願う。その様な行動が世の中の設備投資の活性化を促し、工作機械業界にも勢いを与えてくれるに違いないのである。

        記事  石村忠美