今年もいまから沢山の車が発売されるが、2020年一番のヒット商品を賭けた戦いである。
今回は、トヨタ、ホンダ、日産の代表作三つに絞って見ていきたい。
まずはホンダ代表フィットだ。新型フィットは2020年2月13日に発表、翌14日に発売開始する。12月中旬からは価格を決め、先行予約を行っている。1.5ハイブリッドを中心に好調な受注推移を見せている。車両本体価格は1.3Lモデルが148.8万～224.2万、ハイブリッドは192.8万～258.2万円。ホンダらしい、低燃費で軽快なハンドリングが楽しめそうです。
次にトヨタ代表ヤリスだ。新型ヤリスは、2月20日に発売する。パワーユニットは、従来型ヴィッツの1Lと1.3L・NAガソリン、1.5ハイブリッドから1L＆1.5L・NAガソリン、1.5ハイブリッドに刷新。1.3Lエンジンは1.5Lに排気量を拡大。 車両本体価格は139.5万～249.3万円で約10万円のアップ。「TNGA」に基づく小型車用「GA-B」プラットフォーム、1.5L・3気筒直噴エンジンの新開発で、さらなる安全装備の充実も図っている。
最後は日産代表ノートだ。2020年7月ぐらいにフルモデルチェンジで発売される予定である。1.2Ｌエンジンやスーパーチャージャー、ｅ-ｐｏｗｅｒも選択できる。フィット、ヤリスのライバルになるのは間違いないだろう。後発の分ライバルより何かしらのアドバンテージを持って発表してもらいたい。日産の負のスパイラルを断ち切る大事な車種になりそうだから応援したい。
今年はこれほど面白い販売台数の戦いは無いと個人的には楽しみにしている。どの車種も二万台、三万台を売らなければならないメーカーのプライドを賭けた戦いになるだろう。リコールを出せば命取りになるだろう。
記事 石村忠美
